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日本広域農林道整備機構 Japan-wide Agricultural & Rural Infrastructure Corporation
Standards

技術基準・マニュアル

農林道の計画・設計・施工・維持管理に用いる技術基準とマニュアルを整備・公開しています。

JAWRICは、農林道の調査・計画・設計・施工・維持管理に共通して用いる技術基準と、実務の手順をまとめたマニュアルを整備しています。基準類は、当機構が実施する事業だけでなく、市町村や都道府県が発注する農林道事業でも参考にしていただけるよう、公開を原則としています。

農林道は現場条件のばらつきが大きい施設であるため、基準は数値を一律に縛るのではなく、判断の根拠と手順を示すことを重視しています。適用にあたって条件が大きく異なる場合は、基準に定めた考え方に沿って個別に判断し、その理由を記録に残すことを求めています。

基準類の一覧

現在公開している基準類は次のとおりです。いずれもPDF形式で、刊行物・ダウンロードからも入手できます。冊子版が必要な場合は、刊行物のご案内をご確認ください。

名称対象改定年
農林道計画基準路網計画、路線選定、機能分類2024年
農林道設計基準(路線)線形、幅員、縦横断、排水施設2025年
農林道設計基準(構造物)擁壁、カルバート、小規模橋梁2023年
農林道施工マニュアル施工手順、品質管理、出来形管理2026年
ICT施工活用マニュアルマシンガイダンス、3次元データの運用2026年
農林道点検・診断要領定期点検、健全度評価、記録様式2024年
維持修繕・長寿命化マニュアル補修工法の選定、優先度の設定2025年
法面対策技術資料切土・盛土法面の安定、緑化2023年
防災・応急復旧マニュアル災害時の初動対応、復旧工法の選定2025年
環境配慮技術資料動植物の生息環境、施工時期の設定2024年

※ 表は左右にスクロールできます。

基準類の構成

基準類は、上位の「基準」と、実務の手順を示す「マニュアル」、個別の技術課題を整理した「技術資料」の3層で構成しています。基準は設計・施工の基本となる考え方と標準値を示すもの、マニュアルは基準を現場で適用するための手順と様式を示すもの、技術資料は特定の課題について検討結果と留意事項をまとめたものです。

この3層構造を採る理由は、技術の進展に応じて改定の速度を変えられるようにするためです。基本となる考え方は長期間維持し、手順や様式は比較的短い周期で見直し、個別課題は新たな知見が得られ次第、随時更新します。

層ごとの役割

基準
計画・設計の基本方針、標準値、適用範囲を示します。改定は概ね3〜5年に1回です。
マニュアル
基準を現場で適用するための手順、確認項目、記録様式を示します。改定は概ね1〜3年に1回です。
技術資料
個別の技術課題について、検討結果、試験データ、適用上の留意事項をまとめます。新しい知見が得られ次第、随時更新します。

改定の考え方

基準類の改定は、思いつきで行うものではありません。当機構では、次のような事象を改定のきっかけとして記録し、改定の必要性を評価する仕組みを運用しています。

記録された課題は、研究企画課が年度ごとに整理し、技術委員会で改定の優先度を審議します。優先度が高いと判断された課題は、次年度の改定作業に着手し、必要に応じて学識経験者や施工者を含む検討会を設けて内容を検討します。改定案がまとまった段階で意見募集を行い、寄せられた意見を反映したうえで公表します。

改定の手順

  1. 課題の記録 — 照会、被災事例、研究成果、法令改正などを一元的に記録します。
  2. 優先度の審議 — 技術委員会で改定の要否と優先度を審議します。
  3. 検討会での検討 — 学識経験者、自治体、施工者の参画を得て改定案を作成します。
  4. 意見募集 — 改定案を公表し、1か月程度の意見募集を行います。
  5. 反映・公表 — 寄せられた意見を整理し、改定案に反映して公表します。
  6. 周知・研修 — 改定の要点を研修や解説資料で周知します。

意見募集のご案内

基準類の改定にあたっては、広くご意見を募集しています。現場で基準を使用されている方からのご意見は、内容の実効性を高めるうえで欠かせないものと考えています。現在、次の案件について意見を募集しています。

案件募集期間資料
農林道施工マニュアル(改定案)2026年10月17日〜2026年11月16日意見募集のご案内
農林道点検・診断要領(改定案)2026年11月下旬 開始予定準備中

※ 表は左右にスクロールできます。

ご意見の提出方法

所定の意見提出様式にご記入のうえ、電子メールでお送りください。電話でのご意見は受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。

提出先: 研究企画課(info@jawric.org)。募集期間の最終日必着とさせていただきます。

適用にあたってのご注意

基準類は、当機構が実施する事業および市町村・都道府県が発注する農林道事業を想定して作成したものです。実際の適用にあたっては、地形・地質、気象、利用条件などを確認し、必要に応じて設計者・施工者の判断により個別の対応を行ってください。

基準類の記載内容と、関係法令・自治体の条例等が異なる場合は、法令等の規定が優先されます。

研修・解説のご案内

基準類は、内容を理解して初めて現場で活かされます。当機構では、改定の要点や適用方法を解説する研修を、自治体の技術職員や施工者を対象に実施しています。研修は集合形式と現地形式があり、現地形式では実際の路線を歩きながら、点検の着眼点や基準の適用場面を確認します。

自治体単位での出前研修や、特定の路線・工種に焦点を当てた個別研修も承っています。日程や内容は、技術相談窓口へご相談ください。研修でよく寄せられる質問とその回答は、随時、基準類の解説資料に反映しています。

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基準の適用に関するご相談

基準の解釈、適用条件の判断、研修のご依頼などは、技術相談窓口で承ります。

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